私は埼玉県在住の30代主婦です。家族構成は、夫と2歳の子供、わんこ、の3人プラス1匹です。
最近まで11年間保育士として勤務しておりましたので、仕事の中で様々な知育玩具に触れてきました。
実際に触れてみていいなと感じた玩具は個人的に購入して、子供と一緒に家庭で遊んでいます。玩具や遊びに関しては多少詳しいかと思います。
そんな我が家で最近購入した知育玩具が「カプラ」です。カプラは木のおもちゃで、対象年齢10カ月以上と記載されています。
ただ、2歳でも十分遊べるおもちゃですし、なんなら大人も楽しめちゃうおもちゃです。
聞いたことがある方もいると思いますが、買ってみた感想について紹介させていただきます。
知育玩具「カプラ」の紹介

カプラは一見ただの木の板ですが、これ一つで年齢や発達に合わせて様々な遊び方が出来ます。
乳児期には、カプラ同士を叩き合わせてカンカンというきれいな音を楽しんだり、カプラを握って木の感触を味わうことができます。
また大人が積んだカプラを思い切り壊すなど五感を使って全身で楽しむことが出来ます。
創ることに興味を持つようになると、平面に並べて楽しむことから縦に積めるようになっていき、そして組み立てて何かの「物」を表現するようになります。
相手がいる時はどこまで高く積めるかなどの、ゲームをして遊ぶことも楽しいです。
このようにカプラは五感を使って遊ぶことができ、好奇心を掻き立て、集中力、創造力、表現力、構成力などを養っていくことが出来ると思います。
「カプラ」を買ってみてわかったメリットデメリット

このおもちゃはフランス生まれの商品で、木を積み上げていろんなモノを造っていくブロックです。
自分で考えながら積み上げていく必要があるので、想像力が豊かになること間違いなしのおもちゃだと思っています。
次に、実際に購入してみて気づいたメリットデメリットについて紹介させていただきます。
メリットについて
カプラは一枚7〜8ミリ程と薄いのですが、カプラの木は湿度の変化に強いので、反ってしまうことはほぼありません。
また強度もあり、激しく崩したり、叩き合わせたりしても割れることは殆どないので、豪快な遊び方ができることで遊びの幅がより広がります。
カプラは必要に応じて買い足していくことで、更に迫力のある作品を作ることが出来ます。
例えば、大人も入れる位のやぐらや、実際に座ることが出来る椅子などです。カプラの本も出ているので、本を見ながら作品作りに挑戦出来ます。
そして何よりシンプルなカプラは、小さい子供から大人までが一緒に楽しめる玩具です。年齢や性別に限らず長く遊べる玩具はそうないと思うので、とてもおすすめです。
デメリットについて
カプラの一番のデメリットは、値段が高いということです。私の持っている200本のセットで1万円弱します。
そして殆どセールや値下げはしていません。沢山買い足していくとかなりの出費になるので、豪快に遊ぶとなると最低3万円程はしてしまうのではないかと思います。
またカプラの本には詳しい組み方の説明はなく、写真や絵を見て真似ていかなければならないので、基本の組み方などがある程度わからないと難しいかもしれません。
そしてこれは個人差もあると思いますが、子どもが興味を持って遊び込むまでには、大人も一緒にじっくりと遊ぶことが必要になります。
じっくりと遊ぶ時間を取れないと、子どももなかなか興味を持ってくれないかもしれません。
最後に
最初はなかなか興味を示さなかったのですが、私がタワーを積むと思い切り壊して遊ぶようになりました。
繰り返し遊ぶうちに今では自分で平面に並べて道路や線路に見立てて遊んだり、タワーを積むお手伝いをしてくれます。
また、大きめのやぐらを作ってその中に入ることが大好きで、カプラに囲まれてとても嬉しそうにしています。
積み上げた作品を倒すのも楽しいようで、スマホカメラで倒すところを録画して、スロー再生して見ています。
レゴのように一つ一つをしっかりくっつけることはできず、ただ積み上げるだけなので楽しんでくれるか心配していましたが、ハマってくれているので買って良かったと思います。
ちょっと値段は高いかなと思いますが、子どもも大人も楽しめますし、長い期間使えそうなのでコスパはいいのかなと思います。
知育玩具を買いたいけれど何を買っていいのかわからないという方にはとてもオススメですよ。